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羽生結弦の演技に、阿部サダヲ・瑛太も絶賛「頂点をとる人の美しさ」 [ブログ]

羽生結弦の演技に、阿部サダヲ・瑛太も絶賛「頂点をとる人の美しさ」出演OKの理由も

5月14日(土)より公開される映画
『殿、利息でござる!』
の公開直前イベントが、4月28日(木)、都内某所で開催。

阿部サダヲ、瑛太、原作者の磯田道史が登壇し、
「映画をさらに楽しむための3つのマル秘情報」を話した。

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中でも“目玉”となったトピックスは、映画初出演を果たした羽生結弦について。

羽生は今回、仙台藩主・伊達重村役で出演をしているが、なんと出演者たちは、
撮影当日まで誰が“殿”を演じるのか、本当に誰も知らなかったのだとか!

そのため、出演者たちは、
「誰が出るんだろう?」「宮城県出身のサンドウィッチマンの伊達さん?」
などと予想をし合っていたそう。

そんな予想も立っていた中、いざリハーサルで演技をしている最中に羽生が姿を現したものだから、出演者全員、“あんぐり”とした空気に包まれたようだ。

この日は、まさにその時のシーンを撮影した際のメイキング映像が初公開され、
それを見ながら、登壇者たちが当時の思い出や、羽生結弦という人間のすごさについて語った。

本人たちも、この日はじめて見る映像だったそうだ。


本気のびっくり演技と、羽生結弦の美しすぎる存在感

本気のびっくり演技と、羽生結弦の美しすぎる存在感

前述の通り、誰も羽生が出てくるとは知らなかったという出演者たち。

撮影リハーサル中、殿の姿が見えた瞬間……阿部、瑛太をはじめ、
全員が驚きを隠し切れていない様子だ(そういうシーンなので、間違ってはいないのだが)。

阿部は映像を見ながら、
「みんなニヤニヤしちゃって……じっと見ちゃってますね、完全に。
あ、俺もチラッと見ちゃった(笑)。すごいキレイですよねえ……」
と、当時の驚きを振り返る。

瑛太も自分の演技を見ながら、
「全然演じられていないですね……。驚きと嬉しさとで。
本当にキラキラ光っていましたからね。美しくて、本当にびっくりしました」
と、羽生の存在感について語った。

羽生の演技はどうだったかと司会者から聞かれると、

阿部は、
「すごく自然で、ナチュラル。アスリートの人の演技というよりも、
もう本当に役者さんですよね。表情とかもすごく美しいですし。本当にびっくりした。
僕、(カットがかかった後)すぐに近づきましたもんね(笑)。本当、庶民でした。」
と、その演技を絶賛した。

※阿部は本作で、仙台藩の宿場町・吉岡宿で造り酒屋をしている庶民を演じている。



「頂点を極めし者」のプロ意識

羽生は共演した妻夫木聡と「集中力を高める点では、スケートも演技も一緒だから」と話していたそうだ。

撮影中、「もう一回やらせてください!」と、何度リテイクしても平気そうだったそうで、
その姿勢に、瑛太も「すごいプロだよね」と賞賛を送った。

「これだけの俳優に囲まれてもちゃんとできる。

頂点を極めた人っていうのは、何をやってもできるんだなって、みなさん驚いていました」
と、磯田も羽生の集中力に感心している様子。

“圧倒的負けず嫌い”として知られ、自らを“絶対王者”としての理想像に近づけるべく、
演技や取材コメントなども徹底している、羽生らしい“プロ意識”が垣間見えるエピソードだ。



現役アスリート・羽生結弦が異例の出演をOKした理由

それにしても、現役アスリートがこうした撮影に参加するのは珍しい。

オファーを思いついたという中村義洋監督からの起用理由コメントは下記のとおりだ。

「ついつい豪華キャストにしてしまったため、彼らが“殿様=雲の上の人”と仰ぐ俳優さん、というのがなかなか見つからなくなってしまいました。
そんな時に出たのが羽生さんの御名前。
これはもう、問答無用の雲の上の人で、かつ、この映画の舞台となる宮城県の御出身ですから、どこかで伊達の殿様との縁やゆかりがあったとしても不思議じゃありません」

起用理由自体は納得だが、とはいえ、よく本人が出演快諾したなあ、というのが正直な感想。制作側も“ダメもと”でのオファーだったそうだ。

しかしそれでも出演が決まった背景について、磯田が明かした。

「東日本放送(KHB東日本放送)の人が、羽生くんのお父さんのところに、原作本と脚本を持って行ったんだそうです。

すると、“これは仙台の人のためになるし、演技のためにもなるかもしれないから”と、しばらくしてから、親子でちゃんと原作と脚本を読んで、出演を快諾してくれたんです。
当日も、楽しそうにしてらっしゃいました。で、その後の、世界最高得点更新!ですからね。
よかったんじゃないかなと思います」

「もしかしてこの撮影があったからこそ、世界最高得点の演技につながっている?」と司会者から話を振られると、「いやいや! そこまでずうずうしいことは言いませんけれど(笑)」と慌てて切り返す一幕もあった。



仙台の実話を基にした『殿、利息でござる!』5月14日(土)公開

『殿、利息でござる!』は、
年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、知恵と工夫と決死の覚悟で立ち上がり、
ついに地域を立て直した住人たちの物語。

実在した穀田屋十三郎ら庶民9人が、藩にまとまった金を貸し、
毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」を立て奔走する姿を描く。

メガホンをとった中村監督が、「これが遺作になっても恥ずかしくない」と言い切ったという本作。

原作者の磯田も、
「試写会で、本当にいろんな人が泣きながら出てくる。しかもその後に感想を言い合うので、なかなか帰らないんです。こんな光景は初めてでした。自信もって応援してあげてください!」
と、太鼓判を押した。


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